※ネタバレが多いので観てない方は読まない方が良いです。
また、良い評価な感じの感想では無いので、観て良い余韻を持ってる方は読まない方がが良いです。
ホントに僕 個人の感想なだけなので、あまり真摯に受け取らないで下さい。
現時点での感想で、そのうちまた評価は変わるかも知れません。
(たくさん言い訳しときますw)
snsで高評価のコメントが続いたので興味が出て、観に行った。
毎年 正月には映画を観に行っていて、なるべく考えなくて良い映画、ハリウッド映画が多いんだけど、今年はバカ映画なかったので評価がいいPerfectDaysにした。
イーストサイドトーキョーの下町が舞台というのだけ何となく知ったくらいで、他にはあまり情報を入れずに映画を観た。
映画が始まると、役所広司扮するトイレ清掃員の平山の質素な家での規則正しい単調な日々が始まる。
日々のルーティーンの風景は導入部分は良くて、見入っていたが、平山が車に乗ってカセットテープを入れて音楽をかけるところ辺りから違和感を感じ始めた。
カセット…しかもセンスの良い70'sロック?…(-౪- )と、思いつつ見続けていると、平山の車は高速に乗る。
いや…トイレ清掃員、高速乗らねーだろ(-౪- )…。
ただ単にトーキョーの複雑な高速道路を絵的に入れたいだけだろ…(-౪- )
更に掃除するトイレがサウスサイドの最近出来た有名建築家が設計した公共のトイレばかり。
いや…そのトイレとそのトイレ、区が違うだろ…それぞれの区の管轄で清掃業者に頼むだろ…区を跨いで掃除しねぇだろ…(-౪- )
※これは僕の勘違いで全て渋谷区のトイレでした。(映画観てる最中はそう思い込んでました(꒪Θ꒪;)バカオレ)
いや…清掃業者さん路駐しねぇだろ…ちゃんと駐車場に停めるだろ…(-౪- )
そうした細かい違和感が満載になってゆく…(꒪Θ꒪;)
そして平山が仕事終わりで飲むお店…浅草の焼きそば福ちゃん。
いや…疲れた仕事終わりに業平とか押上から吾妻橋をわざわざ渡って福ちゃんまで行かねーだろ。しかもチャリ🚲乗って行ったら帰り飲酒運転じゃん。(꒪Θ꒪;)
え?趣味がフィルムカメラ?(ΦΘΦ;)
今 フィルム代36枚取り 1本で¥2000-くらい、さらに現像とプリントしたら1回 ¥2,300- 合計 ¥4,300-毎週で×4= ¥17,200- 。
まぁ…他の趣味は苗を育ててるだけなので、そのくらいの出費は大したことないか。
ずっと余計な事がモヤモヤして映画の中身にフォーカス出来ない(꒪Θ꒪;)
変に土地勘があるのでそれが映画の邪魔をする。
それは置いておいて、平山の生活を観てたら途中から、あ、これ自分じゃん(-౪- )だいたい同じじゃん。
と思った。
毎朝同じ時間に起きて会社に行って仕事して。
大きなお金かけて何かするって事は出来ないけど、小さな楽しみ見つけて楽しむっていうのは変わらないなって。
平山は本も沢山読んで、音楽の趣味も良い。
少しのインテリジェンスがあれば、楽しい毎日は続けられる。
ただ、そんな感じで良い流れで話が進んでいったところで、僕の中で衝撃なシーンが出て来る。
妹だ。
家出して平山のところにいる 妹の子供を引き取りに運転手付きの車で隅田のゲットーにやってくる。
『ほんとにトイレ掃除やってるの?』
さらに父親との確執を感じさせるシーンが続く。
ここで本当にガッカリした。(꒪Θ꒪;)
平山のインテリジェンスも、良い音楽の趣味も、どこかのお坊ちゃま時代に築き上げた代物なのか…。
お前、そっち側の人間か。と。
親との確執はあっても、どこか将来の不安が必要なく、低所得な生活してても安心を伴いながら生きていってる。
ふざけんな 、こりゃ この生活スタイルもある意味 道楽じゃねぇか。
リアルなイーストサイドトーキョーの生活を送ってきた自分からすると、どうしても斜に構えてしまう。
観終わった感想は、ガイジンが作った映画だな…。だった。
ヴィム・ヴェンダースの映画は好きだし、このPerfectDaysも決して悪い映画ではない。
ただ、舞台設定が自分に近過ぎた。
そして、職業は違えど、さして平山と自分の環境が違うとは思えなくて、今の日本人の大半は平山と同じだろうと思った。
物質的な贅沢は出来なくて、毎日の生活を淡々と過ごして、欲をかく事もせずに清貧に生きる。
ラストの平山の7面顔の演技もどこか冷めた目で見てしまった。
今の貧乏になった日本人の象徴が平山であるように映った。
なんか悔しくなってしまったのだ。
たぶん 少し時間が経過して、再度観てみたら感想も変わる気もする。
こう書いてて何ですが、悪い映画では無いです。良い映画と思います。
良い映画と思うから、尚更 複雑な気持ちになってしまったのだと思います。
あまりにsns上で褒めてるコメントが多くて安易にこんな感想が書けなくて、今更の感想です。
もう一度 観てみようかな…。amazonにきたら。
