2021年6月23日水曜日

ゲリラ個展と三島由紀夫

 三島由紀夫 vs 東大全共闘 50年目の真実 という映画がAmazon Primeに入ってて観た。

ずっと観たかったんだけど、映画館での上映を見逃してやっと観れた。

流石の東大生と三島由紀夫のやり取りなので、内容がハイレベルで面白かった。

ついていくの大変だったけど(ΦΘΦ;)

三島由紀夫は金閣寺を読んだ時に衝撃を受けて好きになった。

他の作品も読んだけど、葉隠入門や行動学入門も読んだりした。

この行動学入門と葉隠入門は僕に影響を与えていて、今の僕を形成しているひとつになっている。

(ただ、内容自体という訳でもないのだけれど、出会った事に意味はあった。)


ゲリラ個展とあまり三島由紀夫は関係ないように思われるかも知れないけど、僕の中では関係性が深い。

映画を観ていてると会話の中にも“行動”という言葉が出てきて、認識と行動の対立について話をしている。

ゲリラ個展も認識より行動による派生を期待している所もあって、行動によってでしか得られない事象を求めていた。

また、キャンバスの絵は他人の行動の結果を描いている。その人がその時代のその時に行った行動により現れたロゴ等を描いている。


僕は


思考は歴史に残らない。

行動だけが歴史に残る。


と考えていて、そしてその行動の証をキャンバスに落とし込み、形ある“モノ”に変換しているつもりだ。


そしてそれは僕と他者を繋ぐものとなり得り、さらに僕と他者の存在の確証になるものと信じている。


それにより僕自身の存在を確認しうるのである。


また、ゲリラ個展の形式により、空間を共有し僕とキャンバスの対象者のみならず、多くの他者を巻き込み成立させる目論みもあったり(ΦΘΦ;)


もうひとつの目論みには“時間”も加わっていて、キャンバスの裏には必ず描いた日付を書いている。


キャンバスが時と共に価値を失い忘れられていく中で、数年先にふと、キャンバスの日付を見た機会があるとしたら、そのにあるものは風化した時間の痕跡と同時に当時の記憶を蘇させる装置となる。


その時に僕という存在が対象者にとって数年先にも、もう一度記憶に刻まれ、その存在が確固たるものに変わる。


行動、空間、他者と自分、存在、時間、記憶 …etc.


そんな事を確認する為の実験がゲリラ個展です。



2020年2月19日水曜日

ゲリラ個展 @ PIZZA SLICE

初めてPIZZA SLICEのピザを食べたのはもう何年も前のこと。

その頃はピザって宅配系かイタリアンのピザくらいでいわゆるNYピザ的なもので美味しいのを食べた事無かったので正直あまり期待せずに代官山のお店に行った。

お店に着いてまずビックリしたのはお店の大きさ!
デカイ!!!(ΦΘΦ)!!!
この広さピザ一本でやってんの!?!!!ʕ(ΦΘΦ;)ʔ!!!信じられない!
内装カッケーし色々ヤバすぎる(ΦΘΦ;)

でピザである(-౪- )
オーダーしてから奥のオーブンで温めてから手元に。

見るからに旨そう…(ΦΘΦ;)今までと違うのはすぐわかる。

パクリひと口いった瞬間…うんまー!!!ʕ(ΦΘΦ;)ʔ!!!何コレ!

ここ最近での衝撃をうける美味しさだった。

何というか、見た目から味から値段からお店の作りから場所からすべてが完璧だった。

あぁ…キャンバス描きてぇ…(ΦΘΦ;)
とこの頃から密かに思ってた。

その後もパーティーやら何やらでpizza sliceがデリバリーされてるのを何度も見てきたけど、なかなか作ってる人達との交流ってのは無かった。

キャンバス描くタイミングが掴めずに数年経った今年の正月にちょっとしたミラクルが(*゚O゚*)

帰省といっても山手線だけだし、特に行くとこもなくひたすら暇なお正月、そんな時に憧れの康一郎パイセンから連絡が。

“明日何やってんの?”
“ヒマしてますw"

"15時過ぎにPIZZA SLICE 六本木で"
"ラジャー!ブラジャー! ( ✧Д✧) カッ!!"

という事で正月の3日にPIZZA SLICE に。

そこには康一郎パイセンご夫妻とPIZZA SLICE オーナーの猿丸さんが(*゚O゚*)

はじめまして(-Θ-)ペコペコリ
と挨拶を交わして皆で雑談。

ワイワイ話をしている中で意を決して、しかしさりげなく、
“PIZZA SLICE のキャンバス描いてもいいですか?(ΦΘΦ;)ドキドキ”
と聞いてみた。
そしたら猿丸さんが “いいですよ〜”と快く言ってくれた。
!!!ʕ(ΦΘΦ)ʔ!!!おぉ!憧れのPIZZA SLICEのキャンバス描けるー!

こんな出会いをさせてくれた康一郎パイセンに感謝(>人<)

ゲリラ個展 勝手に描いて勝手に渡す といっても現行で活躍してるところには完全無断にやるのは相手の迷惑になる場合があるのでさりげなく確認してる(-౪- )
何せ怒られないのがモットーなので。(-Θ-)はい。
まぁ僕の事知っててくれてゲリラ個展にイイね付けてくれてる方には無断もありとは思ってますがw(-m-)

で、キャンバスの製作にかかるのにどんな構成にしようかと悩み始める(-౪- )

やっぱピザボックスだよなと思いつつサイズを考えた時に、いつもの20x20cmのキャンバスじゃ小さいなー(-౪- )やっぱ30x30cmがいいなと。

お正月に会った時に頂いたステッカーを試しにキャンバスに置いてみたらちょうど良い感じ!




コレでいこうと決定(-Θ-)/

キャンバスの下地をぬりぬりしながらピザの事を考える。

ピザ作るってどんなだろう?(-Θ-)

猿丸さんの記事をdigって色々調べる。

pugsley's pizza を見てみたりして“NYの感じ”を垣間見る。

アレコレ考えながらキャンバスの下地を何度も塗り重ねる。

何かピザの生地を作る気分でキャンバスの下地をこねこねと時間かけて描いていた。

さて文字を何色で描こうか?

赤は赤なんだけど、その中のどの赤にするか。って悩んでたところで見つけた色。

POPPY RED ケシの赤

ヤミツキになるピザって事でこの赤で(-౪- )

PIZZA SLICE の文字を描き上げてしばし眺める。

んー…ちょっと違うな。

もっとこう…なんつーか…

と悩みながら試行錯誤。

どうにかアレコレ試して落ち着いた(-Θ-)

ただやっぱり真ん中にPIZZA SLICE の文字だけじゃな〜

物足りない。そう、ピザボックスみたいに箱の周りに文字入れたいなと。

またPIZZA SLICE のインスタとかをdigる。

ピザボックスのサイドに描いてある文字でピザの種類が書いてある写真が見つからない(*Θ*)

そんな事してる間にインスタで渋谷PARCOのpop up jun でPIZZA SLICE がpop up やるという告知が!!!(ΦΘΦ)!!!ヤベェ時間ない!

慌ててPIZZA SLICE 2 に行ってボックスサイドの文字を確認 ( ✧Д✧) カッ!!

お店の外に置いてあるチャリに乗ってるボックスを写真に撮った(ΦΘΦ;)ハァハァ


こうしてサイドに今あるお店の店名とメニュー、そしてSLICE OF YOUR LIFE を入れた。

文字は一度描いてから、白で上塗りして更に拭き取り、滲んだところをまたホワイトで補修を繰り返す。

パキッとキレイな文字でなく、厚い白壁から文字が出てきたような長いことそこにあったような感じとか、ピザを作る時の打ち粉が薄っすらかかった感じにしたかったから。

T shirtを汚れるから裏返しに着てたエピソードとかがヒントになった(-౪- )
あと、このピザの味に辿り着くまで試行錯誤の繰り返しだったろうなと思って、上描きしては直すという繰り返しをキャンバスでも行った。

pop up 初日に間に合わせたくて前の晩夜中まで描いてどうにか完成(-Θ-)/



いざゲリラ個展に ( ✧Д✧) カッ!!








ここか...(ΦΘΦ;)ドキドキ

猿丸さんともすぐ会えた(-Θ-)/






キャンバスをササッと置いて、ルービーの見ながらウマウマザーピートーストをモグモグしてたら、インスタコメントで康一郎パイセンから『タートルの後ろに置きなさい!』と遠隔ディレクションが!

はいー!!!!(ΦΘΦ;)!!!すぐやります!


キャンバスの置場も変更して完了~。
猿丸さんも気に入ってくれて無事怒られずに終えれた\(-Θ-)/ホッ...。






PIZZA SLICEキャンバス ゲリラ個展まで長かった。

憧れのところで出来るの嬉しいな~ほんと(-Θ-)

寛大な心でキャンバス受け取ってくれた猿丸さんに感謝(-人-)
康一郎パイセンにも本当に感謝です(-人-)

渋谷パルコ 1F pop up jun でのPIZZA SLICE pop upは2/26までやってます~。ピザトーストまじウマなのでぜひ~
ついでにキャンバスもチラ見していってくださいw。

2018年5月10日木曜日

ノーバディギャラリーフォト

最近、ギャラリーに作品を見に行っているのか、ノーバディギャラリーのフォトを撮りに行っているのか分からなくなりそうな時がある...。

ノーバディの写真を撮るのは、ギャラリーが空いている様子や作品を独り占めしているのをお知らせする為ではない。

僕の考えるアートというものは、人に何かを伝える為に製作されたプロダクトである。
アート作品そのもの自体では完結出来ず、他人に見られてその心に届いて成り立つモノと思ってる。

なので、それがその目的を果たすことなく、作品が持つエネルギーが力強いにも関わら ず、か弱く佇んでいる様、その空間、を見ると作品の念というか浮遊した見えないエクトプラズムを映せるんじゃないか?なんて思ったりして、、、シャッターを切っている。














2018年4月23日月曜日

SUSHI TO TEMPURA T とSUSHI (PIZZA)Tのキャプション

2020年 トーキョーオリンピック。
それ自体はここでは置いといて…。

ただ、日本人が海外から見た日本を考えるキッカケという意味ではいいタイミングかなと。

で、日本ていうと…





SUSHI 
TEMPURA ... 

って思うのです。

日本が誇れる料理で僕も好きです。

ただ、良いんだけど、もうアメリカ他 海外での寿司の認知度も高くなってる今の時代に

日本ていうと、まだ寿司、天ぷら?
とも思うのです。

SUSHI 
TO 
TEMPURA 

って見た時に、他に日本って何があるっけ?て考えるキッカケになったら面白いかな?

そんな話題から何かが生まれたらいいな

って思いがあります。

あとは
“寿司と天ぷら“
なのに英語表記だと
“スシ トゥ テンプラ”
って読んでしまいそうになるとこにも
海外から見た日本を考える日本人をイメージしていますw。

で、もうひとつのSUSHI (PIZZA )Tと



コレは単にピザが好きでピザT良いなって思いつつ、ただピザだとつまらないな〜って思ってた時に、寿司のことも頭にあって重ねちゃえってやったデザインです。

文字と絵がマッチしていないというのは今の情報化社会の中では実は間違えているのに信じてしまっている事象が実は多いのでは?という危機感を表しています。

2つのTに共通しているのはTを見た人が
何それw?
って思って話すキッカケになるコミュニケーションツールになればいいかなと思ってます。
パーティートークにもってこいw?が理想です。


と、こんなこと書いておきながら作るかどうかも決めてません(ΦΘΦ;)

2018年3月20日火曜日

TAKAHIROMIYASHITA The Soloist. disorder - order



Pitti Imagine Uomo でundercoverと
TAKAHIROMIYASHITA The Soloist.の合同ショーが行われた。
テーマは
order - disorder
disorder - order
秩序-無秩序
無秩序-秩序
似て非なるテーマのもと行われたショーはとても素晴らしかった。



あの板からスタート



undercoverのファーストルックがとても印象的だった。


ラストはパジャマ



そして2001年宇宙の旅の宇宙服。
この映画、今観るとホントに面白い。
AIがリアルなものに移り変わる時代の恐怖。




暗転して
TAKAHIROMIYASHITA The Soloist. スタート

In The Dark Woods (akira kosemura) の曲にのせ
ファーストルックが登場

いきなり衝撃的
複雑なレイヤードからなる服の構成
しかし揺れ動く服の姿は美しい
そして限りなく露出を少なくしたルック
どこか現代で生き抜く為の装備のようにも見える

そんな中 今まであまりみたこと無い色使い。
しかもオレンジ!

Messageは...
SOL

The Day The World Went Away



UNDERCOVERとTAKAHIROMIYASHITA The Soloist.
の合同フィナーレ

The Day The World Went Away (Nine Inch Nails)




両ブランドとも警告的なダークなストーリーを感じさせたけど
フィナーレはともに美しく、人間の美しさを思い出させてくれるラストだった。


ところでこのSoloist.の服....
めちゃめちゃ複雑!!!(ΦΘΦ;)!!!どーなってんの?








渋ラジでカスバの令子さんの番組で宮下さん、ショーの演出家 若槻善雄さん、馬場さんがゲストで今回のショーの裏側を話してくれたんだけど、フィッティングが複雑すぎて宮下さんでないと着せられないくらい複雑だった模様...(ΦΘΦ;)ゴクリ。

一体どういう事なんだろう?そんな疑問を持っていたところに、とても光栄なことに展示会のご招待を頂いた。



せめてものお礼にキャンバス持参で行きました(ΦΘΦ;)



緊張と期待を胸に現地到着。



まず宮下さんにご挨拶(-人-)ご招待有難き幸せ。

レイコさんにもご挨拶(-人-)パラダイスおめでとうございます。
ゴトウさんにもご挨拶(-人-)福岡ではどーもでした。


そして大量の服を眼の前にして圧倒される(*Θ*;)スンゴー!



そして気になってたショーの服を...(ΦΘΦ;)ゴクリ

イケザキさんに説明してもらったショーの基本のセット


これを全員ベースに着ていて、その上にジャケット等を羽織っていたそう。なるほど~(ΦΘΦ;)フムフム

そして気になってたジャケットのディティール。
これが....

マジ、スゴイ 
!!!(ΦΘΦ;)!!!
なにこれ!

たしかにフィッティング分からなくなるかも!
ってくらい複雑。

でも、一回着てみると...
とてもわかり易い構造になってる。

宮下さんの作る服は、ひとつひとつのディティールが一見複雑だけど全てに無駄がなくて、機能とデザインが完全にマッチしてる。

着ると ストン て腑に落ちる不思議な服。

でも複雑...(ΦΘΦ;)でも遊びもある。

なんていうか、ついていくのに必死w。


想像を軽く超えて来てしまうので、自分の中で簡単には消化出来ない。



複雑だけど無駄がなく美しい。



しなやかに強い服



完全にヤラレてしまって(*Θ*)もうダメ



ヘロヘロになりながら宮下さんに話をしたら、



そんなに気張らずに着てくださいよ、所詮 服ですから



とサラリと言う...。



正直ショーのビデオも何回も見てある程度分かったつもりで行ったけど全然太刀打ち出来なかった。



これほど、服に対して真摯に向き合うことも今までに無かったし、宮下さんのショーを見てから他のブランドを見ると全く違う世界が見えた。



TAKAHIROMIYASHITA The Soloist.は完全に他のブランドと景色が違う。



そんな中、宮下さんは言う



まだまだなんですよ




もう予測不能なところにいる。



とにかく必死についていかないとダメだなって思った。




そしてSoloistの服をサラリ着れるよう精進しないといけないな



と思った素晴らしい内容の展示会でした。